M.nagaoka’s notes

~ Treat yourself, well ~

小心者が動きだす、3つのポイント

チャレンジしてみたいことがあって、

 

って先日つぶやいたんですねー。(具体的には音楽で新しい空間を作ること。とりあえず、6月に企画第一弾決めました!お試しサイズの。詳細は追って^^)

 

ここでの「小さく始める」「全部自分でやる」「安心を積み上げる」は、私が私のために編み出した、自分を動かしていく(叶えたいことを叶えていく)方法。であって、決して、汎用性があるよ!って意味ではない。なぜその3つなのか。

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「小さく始める」
これは私が単にビビりで、小心者だから(笑)小さく初めて、だんだん大きくしていく。人をまきこむ必要のあることは特にそんな感じ。でもこれは色んなところで言われるから、汎用性あるでしょうねーきっと。
やっぱり結局「やってみる」ことなんだと思う。どんなことも。おうちの中でアイス食べて「あーどこどこに行きたいなぁ」・・・・・って、「はよ、行きなはれ!!!笑」ってこと(笑)
小さく始めてみたら、「あ、ここは感覚とズレた」「これは良い感じだった」と試行錯誤の土台ができる感じ。脳内レビューだけでは体感覚がついてこない。これ。(そういう意味では、レビュー段階で体感覚を十全に駆使することは有益ってことだねー)
そして、やってみて違うな、と思ったら望みを捨てて別へ行くことだって、「始められたこと」の十分な産物だ。

 

「全部自分でやる」
これは、良い子はマネしなくて良いやつー。世間一般では、「人に任せる」「そうすれば思ってもみなかった結果が!」という方が、よく言われる。し、私も人に任せて自分にスペースを作っていくことの効果に関しては100%共感する。
(「自分でやると、早く行ける。人とやると、遠くまで行ける。」と言ったのは西村佳哲さんだったか。それにはもう、同意しかない!)
ただ、こと「長岡さん」に関しては、「今」は、逆。なんでかって、それはもう特に社会人になってからの10年、「人に合わせすぎた」から。ほんとは超こだわり屋の頑固者なのに、(もちろん会社員時代もこだわり屋の頑固者には違いなかっただろうけど。笑)、「これが会社では普通」「会社のため」「お客さんのため」とどこか妥協をした。そうしないと、億単位のお金を動かし、超絶なスピードの中で期待にこたえ、責務を全うすることなんてできなかった。目をつぶって走る以外、方法が無かったとも言える。けれど、その枠の中で働く・生きることは、とにかくしんどかった。本当は納得していないことを、本心では、1mmも妥協なんてしたくなかった。
会社のせい、と言いたいのでは全く無い。そんな独りよがり、考えが甘いよとか、理想を言うなとか暗黙の叱責を恐れて(実際に言われたこともあったけど)、何より「自分が自分に妥協した」ことの重みは、ボディブローのように心身にずっしり痛みを蓄積させていった。キツかった。
だから、2年前に独立してからは、仕事に対して「サイズ感を小さく、質を高く」に、異様なまでにこだわっている節がある。手の届く範囲で、目の行き届く範囲で、わがままな自分に心ゆくまでわがままに仕事をさせてやる。その結果、例えば講座の参加者さんが笑ってくれたり、気付きがあってホクホク帰ってくださることは、これまで裏切ってきた自分への何よりの癒しでもあった。今はその積み重ねが随分大きな「自分への信頼(自信)」になってきた。

…もう少し先に、「人と一緒にやる」時がくる気もしている。でも今じゃない。それまでもう少し、心ゆくまで小さくわがまま放題させてやるぞー!
だから、音楽もそう。仕事よりはわがままに、気ままにやってきたけど、昨年の主催ライブで「これまでのやり方」には一区切りついた気がしている。もっと自分らしくやっていい。あらゆることを削ぎ落として行く時なのかも。

 

「安心を積み上げる」
これはどんなチャレンジにも、おすすめ。考えなしに突撃するのが好きな人もいるけど、そんな人は私のこのブログをここまで読んでないと思うので(笑)、何かにチャレンジする時は、小さな安心を自分のために積み上げるのも良いと思う。確認したり、試してみたり、もちろん人に意見を聞いてみたり。後ろ盾のない恐怖を楽しみに思えないなら、こつこつ積み上げた先に「安心」ベースで本番に挑める、何かに挑戦できることは、とっても良い感じのことだと思っている。(ビビりのための、チャレンジ方法。笑)そのために、自分が自分のために試行錯誤してやる。それが、心の準備。
ただし、本当の安心、そして自分への信頼は、やってみた先にしか無かったりする。「あ、できた。ほっ。」これで、その先に進める。

私が超絶なビビりのくせに、なんだかんだ色々やってこれたのは、この繰り返しかも。
たまにはバンジー飛ぶけどね。こっちのチャレンジの方が私らしいなぁ。

 

・・・そうか、これは小心者の私による、小心者で人に合わせすぎてきた私のための、これからの挑戦へのエールだったのかー。がんばろう!わたしたち^^