■年の瀬・節目づくりのWSを開催しました。
年末は毎年、「1年の振り返り」と「来年のテーマ設定」とをワークショップにてお届けしています。
今年も探究大生&外部生交えてのイベントとして開催。この手のWSは長年あれこれやり尽くしてきた感があって、方法論も沢山持っているのですが、結局シンプルなものだけが手元に残って今に至る。(振り返りとゴール設定。これに尽きる^ ^)
参加くださった方々より、
などなど、素敵なご感想を頂きました^ ^🎅🎄
読み手の皆さまも、じっくりと2024年を思い返しながら、まだ見ぬ翌年を想像してみる豊かなひと時を過ごせますように😊
■見たかった景色の目撃。 - ”運命は決まっている?”についての対話
先日のグループ質問会(通称「探究お茶会」)でのこと。上位コースの自己探究慣れしたメンバーの集いだったこともありますが、いわゆる「運命決定論」に対してどう思うか?というテーマに対して、各々が考えをシェアし合うというシーンがありました。
簡易的に記載すると、こんなような話題でした。そして、「はっきりとした答えは出せなかったけれど、自分なりに考えて来た結果、現時点では、私はこう思う。ぜひ、皆の意見も聞いてみたい。」とのこと。
私は参加メンバー全員の解釈を掬い上げながら、投げかけてくれたメンバーさん自身の自己探究が深まるようファシリテートし、最後に私個人の解釈も手渡しました^ ^
自己探究的なことに関心のある方であれば誰しもが、一度は「運命ってあるのだろうか?」「実は決まっていること?」といった、答えの出ないテーマについて考えてみたことがあるのではないでしょうか。
決定論を考えることはつまり、「人間に自由意志はあるのか?」「自由とは何か?」を探究することでもありますね。
どの塾生さんも日頃、ご自身のビジネスや人間関係のこと、タスク管理やら進捗管理などなどなど、とっっても現実的で具体的なことを真剣に扱っています。だからこそ、具体の中に形而上学的なテーマと相対するのもまた自然なこと。この振れ幅をそのまま扱えるのが、うちの私塾ならではかもしれません^ ^
そして、探究大はあくまで「自己探究の実践場」。本人が本人の問いに自分だけの答えを導き出すための場所であって、塾長である私が「正解」を提示し、その踏襲を強いることはまずありません。
そのことを芯から理解した面々が、真剣に、そして実に朗らかに^ ^、自分の考えを自分自身の言葉で述べ合い、各々を尊重し、学び合い、そしてまたそれぞれの自己探究へと還元してゆく。
一連のやり取りを眺めながら、「あぁ、本当に良い場に育ったなぁ。」「こういう場を作りたかったんだ、そうだった。」と、この仕事を始めて以来ずっと見たかったであろう景色のひとつを目撃できたような、まるで桃源郷を見ているかのような(笑)、とっても嬉しい気分になったのでした^ ^
探究大に限らず、メンバーさん達ご自身が提供している場なども含め、こういう空間がどんどん増えて行ったら豊かだなぁ😊
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*来期の「探究の大学」は年明けに募集予定。詳細は長岡公式LINEに登録して案内をお待ちくださいね。
■塾長の雑記 - 今年もありがとうございました😊
年内の『探究大だより』はここまで。おかげさまで今年も濃く深く、おもしろ楽しい時間を過ごすことができました^ ^
今年は40代突入ということもあって、気分的にもなんだか一区切りな年になりました!20代・30代と好き放題に学び散らかして(笑)来て、先を行く方々や仲間達からあまりにも沢山のものを頂いてきたからこそ、今のような仕事ができているんだなぁと感じることばかり。
来年は一層、受け継いで来たもの、余りある実り達を私なりに一工夫して、縁ある方々に丁寧にギフトできるよう、引き続き”良いなぁ”と心底思える仕事を1つ1つ作っていきたいと思います^ ^
縁あってこのコラムをお目通し頂いたあなた様にとっても、来年が実り多き日々となりますように。どうぞよいお年をお迎えください♪(おわり)