M.nagaoka’s notes

~ Treat yourself, well ~

心理学はじめ - ①出会い

よく聞かれるので、書いてみます。
名越心理学にいつ出会ったの?なんで名越先生なの?ていうやつ。

--「①出会い」--

精神科医 名越康文先生の心理学との出会いは2010年、大阪の本屋さんにて。でした。

当時20代半ば、1回目の転職に派手に失敗した私は(※今思えば失敗なんて何もしてないのですけど)、とっても分かりやすく、それはそれは落ち込んでおりました・・(´;ω;`)

「新しい仕事、全然おもしろくない…!」
「まずい…。前職での実績も,人間関係も,信頼や自信…全部全部全部、失ってしまった!どうしよう!?!?涙」

落ち込んでたんじゃないですね~。ふり返ると。
怒ってたんだと思います。
自分自身にも、周囲の全てに対しても。

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その頃、しんどくなるとよく近所の本屋さんをふらふら彷徨って(笑)いた、ある日。
私の死んだ目にフッと入ってきたのが、
新刊コーナーに並んでいた名越先生のご著書、
『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』でした。

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タイトルに惹かれ手に取り、パラパラとめくる手が止まらず…
 「あ、この先生、TVで見たことあるー。」
 「・・ん?・・何だこれ?!」
 「今まで読んだ成功本とも、使える心理学!みたいな本とも、何か違う!」


楽しいとか、使えるとか、そんなことではなくて、言いしれぬ何かにぐいぐい引き込まれ、なんとそのまま立ち読みで(!)一気に最後まで(!)読み切ってしまったのです。。

あ、もちろんちゃんと購入しましたよ(*'▽')笑

動けなかったですね~、しばらく。何かはよくわからないけど、なんだかとんでもないものに触れてしまった…!!!と。
いまだにあの日の静かな興奮は、ありありとよく覚えてます^^  

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今読んでも本当に学びの多すぎる本ですが、当時の視野の狭い狭~い私でも、
「あ、今起こっていることは、自分と向き合うことでしか前に進めないんだな。外じゃない。内側なんだ。。」と、確信した感覚を覚えています。(←すげーなそれ)

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その後、名越先生の生の講義に参加するようになるまで3年ほど空くのですが(2012年からメルマガを読み始め、2013年に初めて講座で生身の先生にお会いしました^^)その間も何かしんどいことや、岐路に立った時には何度も読み返していましたね~。


人生の分岐点に1冊の本との出会いをあげる方はたくさんいらっしゃいますが、
私にとっては間違いなくこの本です。

衝撃的な出会いでした。

(ちょっと続く)