M.nagaoka’s notes

~ よく生き、よく歌う ~

体癖とわたし①

大事に育ててきて、私自身をも育ててもらった関西定例講座「体癖カフェ」がいよいよ来月で終わる(終了のお知らせ記事はコチラ)。

自分で決めたことだけど、続々と労いのメールやあたたかいお言葉を頂いたりと、本当に名残惜しい。

 

ここで区切りに、体癖論のことをブログに書いておこうと思いついた。
実はこれだけ講座を開講しながら、ほとんど「体癖論そのもの」についてブログやSNSでは伝えてこなかった。

(いっとき、〇種体癖ってこうだよー!みたいな記事を書いて行こうと思ったけれど、一瞬でやめた。文字ベースだけで誤解されるのが嫌だったのと、体癖論って「学んだ人しか分からない身内感」がどうしても出やすいのがとにかく嫌で…。なので一度UPして削除した記事も実はある。)

 

ということで、体癖論語りはもしかするとこれが最初で最後になるかもしれない(し、ならないかもしれない)。
ただ、やっぱり「〇種体癖がどうこう」といった説明的で身内感の出る記事にはしたくないので、「体癖とわたし」という、どこの自叙伝だよみたいなタイトルで書いてみる!

 

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2012年、名越康文先生のメルマガ『生きることの対話』を読み始めました(理由は生きることがひたすらにしんどかったから。名越心理学との出会い振り返りはコチラ

その中で、当時「名越塾通信」という福岡の講座内容を書き起こした連載記事があって、そこで「体癖論」という聞きなれない人間学と初めて出会いました。少し読み進めて、それはそれはもう、すぐに、どっぷり、虜になりました。。

「今まで見聞きした『あなたは何タイプ』みたいなものと、全くもって、’深さ’が違う…!」「な、、なんだ、これ…!!」

 

物事の「深度」に関してはわりと鼻がきく方ではと勝手に思ってます。少なくとも当時、薄っぺらなもの(「売り上げ5倍!顧客の心を掴むホニャララ心理学!」みたいな?笑)では満足できないほどには、毎日の多忙さと息苦しさと先の見えなさに、ほとんど絶望していたと思います。



「体癖(たいへき)論」は、(ググればすぐ出てくるけど)整体創始者とも言われる「整体協会」創設者・野口晴哉先生(1911ー1976)による、身体を通した人間の個性研究、その理論体系を指します。整体など身体操法に携わる方はもちろん、広くセラピーに携わる多くの方が天才と称し、私なんかが野口先生のことを語るなんて分不相応極まりないのでさらりと。。
名越先生は、晴哉先生の次男さんで身体教育研究所所長・野口裕之先生より体癖論を学ばれ、そこに名越先生の5,000人にも及ぶ臨床経験を踏まえ、「名越式性格分類」として体系化。全国で対面形式で教えておられます。

ざっくり言うと、身体に宿る癖(体型、体格、気質、雰囲気、使い方、立ち方、歩き方…からの癖)が人の感受性に大いに影響している、ひいては心の癖(心理傾向、個性、いわゆる性格)の別にも関与しているよねと。心身を一体で捉えた個性研究です。

 

もっと雑に言いきってみると、

体の癖=心の癖 のタイプ論!てことです。

 

さて、「こりゃーーなんだか凄いものと出会ってしまった」と、メルマガ経由で体癖論に魅せられハマりにハマった私は、メルマガのバックナンバーでは飽き足らず、名越先生の『トリココ』や野口先生の『体癖』を買い、がっしがっしと読み漁りました。
(ちなみに一番勉強になったし好きだったのは、今はクローズされてしまった名越先生の月額制携帯サイト『ココラボ』。全ページログとっておけばよかった、、、と思うほど。ゆるくて楽しくて好きだったなぁー。ココラボのキャラだと9種は「闇の錬金術師 エンネア」だったかな^^)
 

そうそう、私は名越先生にリアルでお会いする前に、本などのテキストベースだけでわりとすんなり「自分の体癖は9種体癖というタイプなんだろうなー」と腑に落ちていました。あまりに「言い当てられた感じ」「かゆい所に手が届きすぎる感覚」が凄まじくって。
(後に(翌年)、初対面の名越先生をつかまえて、わたし9種だと思うんです!と食らいついて、うんそうやろなぁと言わせたという、今となっては大変恐ろしいエピソードを持っております。笑)

で、講座仲間さん達には伝えているけれど、この自分の体癖診断にかかる時間・困難さについては、ほんとに、人それぞれ!!!!です。
そして非常に多くの方が、いやもうかなりの割合で、文献を読んだ段階では派手に自分自身のことを誤解しておられることが多いという’経験値’も、申し添えておきつつ。

 

その理由は、「体癖」=「一般的に言う【性格】ではない」から。無意識的な癖を扱うので、自分では見えづらいという、体癖論が扱っている部分に関しての構造上の問題です。(なので、学び手の能力の問題じゃないです。←ここ大事!)


私の講座で(対面で)体癖の基礎知識を聞いて来られた方で、自分の体癖が「腑に落ちる」まで平均して半年くらいはかかってるなというのが実感です。平均なので、それより早い人も時間のかかる方もおられます。が、ある意味この平均が「最速値」だとも思っています。

 

 

「自己理解」はある意味体癖を学ぶスタートでもあり究極的な目的の1つ。
これだけでどれだけの思い出が書けるやら、と思ったり。。
厳選して、もう少し記事にしようっと^^

 

つづく。